Wellnessの健康と生活習慣医学の世界で生きている方ならば、瞑想についてある程度の知識はあるでしょうし、CBDについても一度や二度は聞いたことがあると思います。
瞑想は何世紀にもわたって行われてきました。瞑想の初心者であっても、何年も前から瞑想の練習をしている熟練の人であっても、今まで瞑想について考えたことがなかった人であっても、瞑想を行えば健康にいい影響を与えますし、心の支えとなり、内なる静けさをもたらす可能性があることが研究によって示唆されています。
ここ10年、様々な研究でカンナビジオール(CBD)が、痛みや炎症の減少を含む素晴らしい健康上の利点を提供する可能性があることも示唆されています。
では、CBDオイルと瞑想を一緒にブレンドするとどうなるのでしょうか?今日はCBDと瞑想の相性について調べてみました。
瞑想とはなんなのか
瞑想とは穏やかさ、リラクゼーションをもたらし、心理的なバランスを改善し、病気に効果的で、全体的な健康と幸福を高めるために行われる心と体の練習方としてお考え下さい。ほとんどの瞑想なまつわる技術/テクニックは、穏やかさとバランスをもたらすために瞑想を用いた東洋の伝統や宗教が始まりとされています。
さて、瞑想にはいろいろな種類がありますが、ほとんどの瞑想には4つの共通点があります。
・リラックスできる体勢
・集中できるメンタルの状態
・物事を受け入れる心がけ
・静かな環境
何百もの研究が瞑想の異なった変化を調査しました。不安や鬱の緩和から、生活の全面的な質の改善、痛みや血圧を下げる – 瞑想がいかに多くのジャンルの人々に効果的か見て取れます。
2018年に発表された論文では、イタリアの研究チームが瞑想の脳の変化を調査しました。研究者らは、瞑想者グループと対照群を比較したところ、瞑想者は対照群に比べて右海馬のシータ帯が有意に高いことを発見しました。
難しい専門用語が出ましたが、つまりこの研究では、瞑想は認知機能の改善にプラスな役割を持っているかもしれないことが示唆されたのです。
瞑想の他の利点としては、以下のようなものが考えられます。
・不安の軽減
・ストレスの軽減
・注意力と集中力の向上
・心拍数の正常化
・睡眠の改善
CBDと瞑想
大麻は数千年も世界中で使用されています。瞑想は文献では紀元前1500年にまでさかのぼる事が出来ます。この2つが数千年を超えた現在でも人々の生活に影響を未だに与えている事が非常に興味深く感じられます。
カンナビオールは、ECSとしても知られているエンドカンナビノイド系をサポートしています。ECSは他の臓器システムと協力して、我々のバランスを維持しています。脳内でバランスのとれたホルモンや化学物質を持つことは、このバランスを維持するために必要です。精神的、または物理的に圧力をかけられているとき、あなたの体はストレスホルモンを大量に作り出します。瞑想が役に立つのはこう言った時です。
バランスの取れた ECS は 2 つの方法で黙想をサポートしてくれます。
- 健康的にストレスに対応する身体の仕組みのサポート
あなたのECSがより健康になると、脳内の神経伝達物質のレベルを促進するのに役立ちますので、日々のストレスはそれほど圧倒されていないと感じるかもしれません。 - あなたの体と心を静かにするサポート。
心配事が少なくなると、不安な思いが絶えないので、目を瞑って心を「無」にしようとしても雑音が入ってしまいます。あなたが瞑想する1時間か2時間前にCBDオイルを摂取する事で、心が禅状態になるのに役立つかもしれません。
という事はCBDは瞑想にとってプラスの影響をもたらせてくれます
実はCBDと瞑想を一緒に摂取した方が効果的かどうかについての研究はほとんど行われていません。とはいえ、少なくとも今のところは事例的な証拠がベースになっています。筆者の個人的な経験からしてもCBDを摂取した方が充実した瞑想に取り組む事が出来ました、それがプラシーボ効果であったとしてもプラスに働くでしょう。
なぜならCBDオイルと瞑想はそれぞれ独立して人をリラックスさせ、落ち着きを感じさせる効果があることがわかっているからです。相乗効果はあってもお互いの効果を相殺という事はあり得ません。
瞑想に適したCBD服用量
CBDは何度も申しますように、決まった摂取量がありません。CBDに対する効き方が十人十色だからです。一般的に、新しいサプリメントを日常生活に取り入れる際には、「低くて徐々に上げていく」のが良いでしょう。CBDオイルを使用する場合はどの濃度でも付属のスポイト半分くらいから試してみて下さい。
瞑想とCBDを合わせる5つの利点
- リラックスの感覚の増加
様々な研究で、瞑想とカンナビジオールがリラックス感を提供するのに役立つことが独立して示されています。 - 自分に集中する力が増します
精神的な瞑想、導かれた瞑想、またはマインドフルネスの瞑想のどれを実践しても、自分の内なる部分に集中する力が強くなります。 - 緊張を減らすことができるかもしれません
エンドカンナビノイドシステムは、常に調和のとれたバランスで私たちを維持するために懸命に働いています。瞑想は、ストレスや不安を軽減するだけでなく、個人がより良いストレスに対する反応を調整するのを助けることが示されています。 - 覚醒感
CBDは覚醒作用があるとされており、ユーザーの「エネルギーを高める」 効果があると考えられています。また、瞑想は全体的な健康と幸福感を高めるために使用されてきた長い歴史を持っています。 - 痛みを軽減することができる
2016年に行われた小規模な研究では、マインドフルネス瞑想が痛みのコントロールに役立つことがわかりました。2017年のラット研究では、カンナビジオールの投与が痛みの緩和、または痛みの回避性の低下を助けることがわかりました。
今すぐ出来ちゃうCBDと瞑想方法
それでは早速CBD瞑想を実践してみませんか?瞑想初心者が今すぐできる瞑想方法をご紹介いたします。
- まず10分程、誰にも邪魔されない時間を確保しましょう
朝でも、夜でも、日中いつでも構いません。誰にも邪魔されず、ジッとしていられる時間をプランニングして下さい。 - 時間が決まったらその1時間前にCBDを摂取
10分確保できる時間が決まったらその1時間前を計算してCBDオイルを摂取しましょう。CBDオイルの摂取の効き目のピーク時が大体摂取後1時間だからです。 - 楽なポジションで座りましょう
椅子に座った状態でもあぐらの状態でも構いません。10分間楽に動かず座れるポジションをとってから、タイマーを予めリミットと決めた時間にセットして下さい。 - 目の焦点を何にも合わせるのではなく、静かに中間の距離を見つめます
鼻から息を吸い、口から息を吐くようにして、5回の深呼吸をします。最後の呼吸で、目を閉じるましょう。 - 少し時間をかけて体を落ち着かせてください
そっと自分の姿勢を観察し、体が椅子に触れ、足が地面に着く感覚にあえて気づいて下さい。腕や手の重さを感じて、足にかかる感覚を感じてみましょう。自分の感覚を認識しましょう:匂い、音、味、熱さ、寒さ、風などの感覚に気づくことができます。 - ゆっくりと心を内側に向けます
身体に残る緊張や不快感を観察しながら、頭からつま先まで体を順番にスキャンします。何か発見したらそれを変えようとせず、心のメモを取りましょう。体のどの部分がリラックスしているかを確認しながら、スキャンしてみましょう。各スキャンに約20秒費やして下さい。今度はあなたの思考にあなたの意識を回して下さい。考えに手を加える事なくナチュラルに生じている思考を気に留める程度で結構です。何も明らかなものがない場合はそのままで大丈夫です。 - 30秒ほど、なぜ今日座っているのかを考えてみましょう
自分が持ってきた期待や願望を認識し、それを手放します。瞑想によってマインドフルであることの幅広い効果や影響を考えてみましょう。心が落ち着くと気分が良くなり、同僚やパートナー、バスの運転手など、日中に出会う人々にもプラスの効果をもたらします。この波及効果を意識してみましょう。瞑想を続ける前に、ここであなたがするべき「何か」はないことを自分自身に 思い起こさせてください。あなたがしなければならないことは、一歩下がって、自分自身の内側で起こっている事をそのまま感じ取るだけです。 - 呼吸を意識しましょう
何も考えず、呼吸の吸うと吐くの感覚を観察します。あなたの腹、胸、肩、または他のどこでも – 呼吸の感覚が発生する場所に意識してください。しばらくの間、それが深いか浅いか、長いか短いか、速いか遅いかどうかに注意して、それぞれの呼吸の質に焦点を当てます。吸い込むときに1、吐き出すときに2、次の吸気のときに3、など、10まで黙って呼吸を数えたらまた1から始めます。これを繰り返している間、様々な思考が浮かび上がってくるのは正常です。特に何かを行う必要はありません -思考がどこかに彷徨ってしまってると感じたら呼吸に戻るように自分を導いて下さい。タイマーが鳴るまでこれを続けます。 - ただ座っているだけで20~30秒ほど過ごしてみましょう
思考や計画であふれている自分に気づくかもしれませんし、落ち着いて集中していると感じるかもしれません。何が起こっても全く問題ありません。あなたの心が単にあるがままである希な時間をお楽しみください。 - もうすぐ終わりです
腰を下ろしている椅子、足が床に触れている部分、腕や手が膝の上で休んでいるところなど、初めのように身体的な感覚にもう一度意識を戻しましょう。聞いたり、嗅いだり、味わったり、感じたりすることができるものは何でもいいので、それに気付きましょう。準備ができたら、ゆっくりと目を開けてみましょう。 - 立ち上がる前に、次に何をするか明確に決めておきましょう
歯を磨いたり、お茶を淹れたり、資料に目を通す等。椅子から飛び起きて、今せっかく作った穏やかで広々としたマインドフルな状態を失ってしまうのは最も簡単です。この意識を次の動きに持ち越すようにしましょう。一日の中で、隙間な時間を見つけて、瞑想を行った感じがどうだったかを自分自身に思い出させてみましょう。朝、仕事場のデスクに座ったとき、コーヒーを飲むとき、バスに乗っているときなどがそうかもしれません。瞑想をまた1からする必要はありません – 深呼吸をして、自分がどのように感じているかを思い出し、緊張している部分を観察してみましょう。
CBDオイルと瞑想の:最後に
CBDと瞑想を組み合わせた研究がもっと必要かと言われたら絶対的に必要です。カンナビジオールと瞑想それぞれについての調査結果は、これまでのところ沢山行われていますが、非常に目を見張るような結果となっているからです。
貴方が出来る事は瞑想とCBDを一緒に試してみて、心を落ち着かせる効果を実感してみてはいかがでしょうか。瞑想もCBDも継続的に行う事で最大の効果を発揮します。
この組み合わせは、ストレスに打たれ続けている人々にとって、最高のチル/充電時間になるかもしれませんよ。