CBDの凄すぎる効能

CBDの凄すぎる効能

CBDの凄すぎる効能

こんにちは、CBD ONLINEのダグです。いつもYoutubeの視聴ありがとうございます!今日も↑のyoutubeで言い切れなかったCBDの効能がある様々な疾患についていくつかこちらの記事でご紹介させて頂きたいと思います。

薬としてのCBD、その可能性、限界、そして応用。

数多くの研究で、植物性カンナビノイドを摂取すると、体内で作られるエンドカンナビノイドと同じカンナビノイド受容体に作用することが解明されました。エンドカンナビノイドシステム(ECS)は、体内で合成されたエンドカンナビノイドと結合した全身の細胞上の受容体で構成されており、特定の病状に有益であることが証明されています。

その中でも動画でカバー出来なかった心血管系や呼吸器系の障害、筋骨格系の障害、神経系の障害、てんかんについてご紹介致します。

CBD製品の現状

CBDが様々な症状の緩和に効果があるという謳い文句や口コミに基づいて、CBD市場が健康とウェルネスの分野で人気を博している現在です。日本では薬事法もあり、「〇〇病が治る」等の見出しは流石にありませんが、海外ではそういった広告も多く見かけます。残念ながらこのマーケティングキャンペーンは、実際の科学的根拠や独立した検証に基づいているものはほとんどありません。また、このような無秩序なマーケティングキャンペーンの恩恵を受けている製品は、品質や出所が疑わしいものが多く、業界を混乱させています。このような傾向は、政策や規制の変更によりカンナビノイド由来の製品の市場が拡大するにつれ、世界的に拡大しています。我々CBDカレッジは、科学的に分析されたデータに保証された情報を提供することに注力しています。

中枢神経系

てんかん・発作性障害

大麻植物から抽出した純粋なCBDが、レノックス・ガストー症候群(LGS)とドラヴェット症候群という2つの難治性てんかんの発作回数を減らすのに有効であるという臨床試験からの説得力のある証拠が得られたことから、大麻ベースの医薬品であるエピディオレックスは、米国FDAによって承認されました。これらの試験では、発作頻度の大幅な減少を達成するためには20mg/kgの投与が必要とされました。

Epidiolex試験の結果は確かな希望であり、CBDがLGSとドラヴェットという稀ではあるが非常に厄介な疾患に苦しむ患者さんを助けることを証明していますが、CBDはこの2つの限られたてんかん以外の患者さんにも有効である可能性を秘めています。

現在、ニューヨークで、高CBD、低THCを含有している製品「クララシード」と超高CBD低THCを含有している製品「クララシード・ウルトラ」の難治性てんかん患者に対する有効性を研究しています。この研究の目的は、カンナビノイドの医薬品を正確に製剤化して、幅広い痙攣発作の軽減につながる服用量を特定することにあります。

多発性硬化症

CBDは、中枢神経系の衰弱性疾患である多発性硬化症(MS)の痙縮症状の治療に効果的であることが、一連の研究によって明らかになっています。

EUの一部の国では、CBDに加えてTHCを配合したサティベックスがMS痙縮の治療薬として承認されています。しかし、病気を完治するまでには至らず、THC の精神作用の影響を回避したいという患者が多いため、痛み、筋肉の痙縮、疲労、うつ病を含める症状を和らげるために、サティベックス以外の代替治療に目を向ける人もいるのは事実です。しかし研究の結果、CBD単体でもこれらの症状の多くまたはすべてを軽減し、患者の運動能力を向上させることができると結論づけられています。

自閉症

自閉症では、重い障害のある患者がCBDを使用することで対話性が向上したという事例が数多く報告されていますが、臨床試験の結果は様々です。とある研究では、53人の子どもたちに、継続的に服用している薬に加えて、1日最大600mgのCBDを約2ヶ月間投与しました。研究者たちは、次のことを発見しました。

・自傷行為と怒りの発作が67.6%で改善した
・多動症の症状が68.4%で改善
・睡眠問題は71.4%の患者で改善
・不安は47.1%の患者で改善

期待できる結果ではあるものの、長期的なCBD治療の利点と潜在的な副作用の有無を判断するために追加の研究が行われるべきです。

メンタルヘルス

不安

CBDが不安障害を治療できることを示す科学的データも多数存在します。CBDの効果は一部の患者で不安がられているTHCと、意識をモヤモヤさせる多くの処方の抗不安薬とは明確に違うようです。

研究者は、CBDが脳の受容体が精神的な健康にリンクされているセロトニンという化学物質に対する反応を変化させる可能性があると考えています。

ある研究では、600mgのCBDを摂取すると、社会不安を抱えた人が大勢の前でスピーチをするのに役立ったという結果が出ています。他にも動物を使った初期の研究では、CBDには以下のような効果があることがわかっています。

・ストレスの軽減
・不安解消
・心的外傷後ストレス障害(PTSD)の症状改善
・不眠症の睡眠導入

統合失調症

統合失調症患者を対象とした研究では、一日800mgのCBDを4週間摂取した患者は、統合失調症の治療に一般的に使用されている抗精神病薬を投与された患者と同様に、症状の改善が見られました。

CBDと抗精神病薬の両方とも、プラセボに比べて症状の改善効果が有意に高かったのですが、重要なことはCBDの副作用が抗精神病薬アミスルプリドよりも圧倒的に少なかったことであり、CBDは長期にわたる摂取で副作用を有するいくつかの医薬品よりも、統合失調症の治療に好ましい方法である可能性が示されました。ロンドンのキングス・カレッジの研究者たちは、統合失調症の通常の治療に高用量のCBDを加えることで、患者にさらなる効果があるかどうかを判断するために、世界規模の研究を計画しています。

抗炎症効果

CBDを取り巻くウェルネスの主張は、強力な抗炎症作用に焦点を当てており、それは経口的に消費されたときと局所的に使用されたときの両方を対象としています。この仮説を支持する明確な臨床データがあり、動物を対象とした研究では、大腸炎、関節炎、神経炎症、肺炎に関連する炎症を緩和するCBDの可能性を示しています。

炎症は多くの伝達経路が関与しており複雑です。我々の身体はエイコサノイドと呼ばれるシグナル分子を使って炎症反応を起こします。CBDが炎症を抑える方法の一つとして、COX2と呼ばれるエイコサノイド酵素を阻害することが挙げられます。多くの市販や処方の抗炎症薬も、その作用方法でCOX2を標的としています。
CBDはまた、サイトカインと呼ばれる炎症に重要な分子に影響を与えるようです。CBDは、炎症性サイトカインの作用を低下させ、炎症を抑える傾向があります。最も、CBDと人間の炎症に関してはまだ研究が必要だとい事で、科学者達の意見は一致しています。

がん

CBDの効能の中で最もよく議論されているのは、CBDががんを治すことができるというものです。in vitro(試験管内)の研究では、CBDが子宮頸がん細胞の細胞増殖を防ぎ、細胞死を誘導することが実証されていますが、これはまだ重要な科学的研究では裏付けられていません。CBD使用のメリットとリスクをそれぞれ判断するためには、より多くの研究が必要とされています。一般的に認められているのは、CBDは他のカンナビノイドとともに、がん患者に対して様々な緩和効果があるということです。

最後に

我々CBD Onlineでは、CBD製品が多くの病状の代替治療の選択肢となる可能性を秘めていると考えていますが、適切に処方と投与が可能な場合に限ります。そのためにはまだ多くの研究が必要だと考えており、研究が速く進むのを願うばかりです。

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